
↑サムネ用
前置き
仲間大会「シングル61~スペシャルな1on1~」に参加した。ルールは禁止級ポケモンを除くシングル61。種族被りなし。タスキ、輝石、テラス禁止。持ち物被りについては記載がないが、スペレ準拠なら禁止だろうと勝手に解釈した。
【告知】
— せうゆ (@7bORmANdA8) 2024年6月11日
6/16(日)20時より、
スペシャルな1on1、シングル61の仲間大会を開催します!
使えるポケモンが多いので1on1ならではの戦法が存分に楽しめます!
シングル用のポケモンでも相性が良ければ勝てるので、誰でも気軽にどうぞ( ・ 大 ・ )#ポケモンsv #仲間大会 pic.twitter.com/AynR7ACEzo
戦績は24勝14敗で2/18位。結果については下の方で詳しく。

環境予想
とりあえず当たりそうなポケモンを書き出してみる。正直いねえだろと思う連中もかなり混じっているが、用心に越したことはないということで。
・高速+高火力系
レジエレキ、ドラパルト、テツノツツミ、パオジアン、ファイアロー、マスカーニャ、ゲッコウガ、オオニューラ、エースバーン、トドロクツキ、エテボース、チラチーノ、イッカネズミ、ラティオス、ケッキング、イーユイ、オノノクス、ウーラオス、ポリゴンZ、ドリュウズ、バシャーモ、レジドラゴ
・行動保障+高火力系
ランドロス、セグレイブ、ブリジュラス、カイリュー、ヒードラン、タケルライコ、メタグロス、ラウドボーン、ハッサム、バンギラス、エンペルト、ジバコイル、ニンフィア、アシレーヌ、ガチグマ、ドンファン、ドドゲザン、テツノカイナ、カバルドン、ディンルー、ドサイドン、クレベース、ヘイラッシャ、ブリザポス
・要塞系
ラティアス、クレセリア、ハリーマン、フワライド、シャンデラ、クレッフィ、ポットデス、ヤバソチャ、アーマーガア、マホイップ、ピクシー、キレイハナ、ベトベトン、オリーヴァ、キョジオーン、ドータクン、カビゴン、ランクルス、ドオー
・嵌め系
エンニュート、エルフーン、テツノブジン、サケブシッポ、ゲンガー、タギングル、オーガポン礎、ミミッキュ、グライオン、ビビヨン、オニゴーリ、ドーブル、ニョロトノ、キノガッサ、ラプラス、オーロット、マリルリ、ヤミラミ
・変則系
ハバタクカミ、キュウコン、クエスパトラ、コノヨザル、サーフゴー、マタドガス、オーロンゲ、トリトドン
この中でも特に、甘える瞑想で幅広い範囲に打ち勝てるハバタクカミ、歴代最速のSから金縛アンコを繰り出せるテツノブジン、頑丈持ちとしては破格の性能を誇るブリジュラス、同じく行動保障持ちでカスタマイズ性の高いカイリュー、高速系統と頑丈勢を軒並みカモれるオオニューラ、定数ダメージにより数値勝負を拒否できるエルフーン・ミミッキュなどが流行ると予想。
オノノクスとポリゴンZも数は多いとは思うが、正直弱いので来てもどうにでもなる。




↑実際の使用率
おそらく9位以下のポケモンはすべてKP2か1
構築経緯

そこはかとないダブル感
61かつ種族制限なしなので全対応はまずもって不可能、どう足掻いても選出択にはなる。ゆえに対応範囲の広い6匹で固めて可能な限りジャンケンを有利にするか、わざと特定のポケモンに弱そうな見た目にして選出誘導を狙うしかない。個人的に選出誘導を考えるのが苦手なことと、ツイートの拡散具合からして再戦が多くなると予想できたことから、どのポケモンにも最低2つ以上の処理ルートを持てるような丸い構築を目指すことにした。
まず有象無象に強いハバタクカミと、そのハバタクカミに強く、インファイト+バレットパンチで頑丈も貫けるハッサムを採用。次に上記2体が得意とする悪タイプを呼ぶことができ、逆に苦手とする要塞系統に圧をかけられるエルフーンを採用。
ここで逆鱗持ちのチョッキランドロスを思い付き、計算した結果それなりに使えそうだったので採用。上記4体だとハッサム・サーフゴーが重く、耐久ポケの処理もまだ甘いとを感じたため、それらを屠れる眼鏡ゲッコウガも採用。
ラス1を決める段になって鉢巻ファイアローに誰も勝てないというふざけた事実が判明し、いるかも定かではないファイアローを対策する必要に迫られたため、アロー以外にも重めなハッサム、ゲッコウガ、ニョロトノ、ヘイラッシャなどをまとめて見ることができるタケルライコを採用し構築を完成とした。
個別解説
採用順に解説

ハバタクカミ@ブーストエナジー
こだいかっせい
おくびょうH4 B244 C4 D4 S252(131-*-106-156-156-205)
あまえる/めいそう/いたみわけ/ムーンフォース
配分意図
ぶっぱ
一昔前の痛み分けカミ。殴ってくるだけのポケモン全般に強い。痛み分けで頑丈やマルスケを崩すことができ、弱保に引っ掛かるリスクも避けられる。また高速のフェアリー打点が単純に強く、オノノクス、ウーラオス、ゲッコウガ、テツノブジンを上から潰せるのが非常に偉い。ちなみにオノノクスは一人しか当たらず、あとの3匹は遭遇0だった。

ハッサム@いのちのたま
テクニシャン
いじっぱりH252 A236 D20(177-198-120-*-103-85)
はたきおとす/ダブルウイング/インファイト/バレットパンチ
配分意図
・A
207-121ウーラオスをダブルウイングで81.25%で落とす
・HB
182ウーラオスの鉢巻すいりゅうれんだで瀕死率0.39%
・HD
203サーフゴーの眼鏡シャドーボール+珠ダメ耐え
194ブリジュラスのエレクトロビーム+珠ダメ14/16耐え
カミミミッキュに強い枠。インファ+バレパンで多くの頑丈持ちや低耐久を縛れる。ハバタクカミ共々両ウーラオスに打点を持てるので、ウーラオス入りへの選出択を軽減できるのも評価点。対ガチグマは叩きから入りヨプと弱保をケア、サフゴも叩きバレットで大体飛ばせる。なおウーラオスは前述の通り遭遇0、ガチグマも一人しか使ってなかった。

エルフーン@リリバのみ
いたずらごころ
おくびょうH84 B28 D140 S252(146-*-109-*-113-184)
まもる/みがわり/ちょうはつ/やどりぎのタネ
配分意図
・H
無振りジバコイルからの宿木吸収2回で身代わりダメージを賄える
・HD
205ジバコイルの眼鏡ラスターカノン耐え
ジバコイルに合わせた調整ではあるものの、どちらかというと本来意識しているのはブリジュラス。挑発はミラー含むうざい奴らをまとめて殺せる。選出圧力のつもりで出す気はあまりなかったが、中には5~6匹通ってる構築もあり、そういうときは普通に選出しその凶悪性を存分に発揮してもらった。

ランドロス@とつげきチョッキ
いかく
ようきH212 A36 B4 D4 S252(191-170-111-*-101-157)
げきりん/じならし/じわれ/じしん
配分意図
・HB
199オノノクスのげきりん威嚇込み255/256で2耐え
・S
最速ポリゴンZ+1
高数値+S操作+一撃技で色々なポケモンに広く浅く戦える枠。逆鱗はカイリューへの打点で、弱点保険だときついがそれ以外は勝てる。ハバタクカミ対面は地均しから入り、甘える以外はそのまま地震でKO、甘えるならもう一度地均しを打ち、Sを逆転させてから地割れに切り替える。地均しを見れば相手は安心して甘える連打体制に入る可能性が高く、地割れチャンスを3~5回稼げるためそれなりの勝率が担保されている計算。
実際はカイリュー・カミともに被選出0で、もっぱらオーガポンやブリジュラスと戦わされていた。SはスカーフポリZを地均しで抜くためのものだがこちらも選出されず、火力に回しておけば勝てたという試合がいくつかあった。地割れの打率は1/6だったのでままならないものである。

ゲッコウガ@こだわりメガネ
へんげんじざい
ひかえめCS252 D4(147-*-87-170-92-174)
れいとうビーム/ヘドロウェーブ/あくのはどう/ハイドロカノン
配分意図
ぶっぱ
各技の主な仮想敵
・冷凍ビーム…カイリュー、グライオン、ドオー
・ヘドロウェーブ…アシレーヌ、マリルリ、ニンフィア、ピクシー
・悪の波動…サーフゴー、クレセリア
・ハイドロカノン…ハッサム、ガチグマ、ディンルー
行動保障と引き換えに火力を限界まで高めている。高速系のポケモンには他が厚いため、こいつは対低速特化。臆病にすると上記の多くが乱数になってしまうので控えめ。6匹の中だとピーキーな性能ではあるものの、その分こいつがいないと勝てない試合も多く、いぶし銀の活躍をしてくれた。
9世代で強烈な転落人生を歩まされたポケモンだが、このルールでは変幻自在のデメリットも薄く、かつ自分一人だけテラスタルできるようなものなので、通常ルールと比べるとだいぶ可能性は広いと感じる。

タケルライコ@ハバンのみ
こだいかっせい
ひかえめH132 B4 C220 D44 S108(217-*-112-203-115-109)
エレキネット/じんらい/10まんボルト/りゅうせいぐん
配分意図
・HB
204カイリューの鉢巻げきりん15/16耐え
200ウーラオスのあんこくきょうだ+ふいうちで瀕死率2.73%
・HD
195アシレーヌのムーンフォース耐え
194ブリジュラスの眼鏡りゅうせいぐん15/16耐え
187ポリゴンZの適応力はかいこうせん15/16耐え
155ゲッコウガの不一致れいとうビーム253/256で2耐え
・C
10まんボルトで207-101マリルリを14/16で落とす
10まんボルト2発で194-112サーフゴーを80.85%で落とす
エレキネット+10まんボルトで207-81ウーラオスを253/256で落とす
・S
エレキネットで最速ウーラオス・ミミッキュ+1
本構築一の自信作。素の耐久が高すぎてドラゴン以外の技はほとんど耐えるため、ピンポイントアイテムのハバンを持つ余裕がある。これにより対オノノクスは勿論、カイリュー・ブリジュラス相手もエレキネット→流星と動くことで粉砕可能(流星→迅雷はミラーコートが負け筋)。ミミッキュも呪い型であればエレキネット→10万で倒せ、迅雷でゲッコウガやテツノツツミ、イバン滅び組も封殺という多芸さで、最後に入ってきた補完枠のはずがあまりにも刺さる試合が多く選出率トップだった。
考えてみれば通常のシングルバトルにおけるこいつの主な弱みは、技の一貫が取りづらいこと・迅雷が択を生むことの二点であり、交代とテラスがないこのルールではイカレ種族値と高威力先制技という長所だけが残るため、強いのもむしろ当然の帰結かもしれない。ファイアローは案の定いなかった。
選出
なんか通ってるやつを適当に出す。再戦はピンポ読みできるならしていた。
選出時勝率
ハバタクカミ 3/4
ハッサム 5/6
ランドロス 4/8
エルフーン 5/5
ゲッコウガ 3/6
タケルライコ 4/9
ライコの名誉のために言っておくと、5度の死因はそれぞれフェイタル即眠り、悪波怯み、流星外し、35%の高乱数、開幕絶対零度なので実質パーティで最も勝率の高いポケモンと言っても過言ではない。エルフーンは勝てる試合しか出てないのでズル。
感想
戦績は24勝14敗で2/18位。悪くはない結果だが、構築的には本来もっと勝てたはずなのでいささか不満ではある。序盤1620まで上げたところでやたら運負けがかさみ、100以上溶かしたレートを最後まで回収しきれなかった。あそこでチキっておけば1位だったと思うと悔しい限りである。対戦回数99回なので1620は超えられるという読みが仇となった。
マッチングを振り返ってみると、当初警戒していたカイリュー、ミミッキュ、ウーラオス、オオニューラなどはほぼおらず、ハッサム、ゲッコウガも自分だけ、ブジンに至っては採用件数0と、事前の環境読みとはだいぶズレていた。とはいえサンプル数が18と少ないので、読みが外れたというより「マッチング次第で何とでも当たる環境だった」という理解の方が正しいだろう。
環境読みは失敗したにせよ、個々のスペックが高いポケモンを揃えていたおかげで、「再戦に備えて処理ルートを複数作る」方針とあわせて柔軟に対応できたのは良かったと思う。構築経緯の項で全対応は不可能と書いたが、1匹で5匹まで見れるケースなら割と多く、基本ジャンケンな61ルールでこれだけ勝てたのは自信になった。
スペレぶりの61ルール、面白かったのでまた公式でもやってほしいですね。



来週もまた見てね