Agent of Divinity

ポケモンのクイズと特殊ルール

進化すると種族値が下がるポケモン一覧

 

自由研究の季節ですね。
今日は進化すると種族値が下がるポケモンについて調べてみました。

 

 

一覧

~~~~~~~~~~

キャタピートランセル
A30→20
S45→30

トランセルバタフリー
B55→50

ビードルコクーン
A35→25
S50→35

コクーン→スピアー
B50→40

オコリザル→コノヨザル
C60→50
S95→90

ニョロゾニョロボン
S90→70
ニョロゾニョロトノ
S90→70

レアコイルジバコイル
S70→60

イワークハガネール
S70→30

モンジャラモジャンボ
S60→50

バリヤード(ガラル)→バリコオル
S100→70

ストライク→ハッサム
S105→65
ストライク→バサギリ
C55→45
D80→70
S105→85
※下落箇所最多

エレブー→エレキブル
S105→95
エレキッドは95

ブーバー→ブーバーン
S93→83
※ブビィは83

ヤミカラスドンカラス
S91→71

キリンリキ→リキキリン
S85→60

リングマ→ガチグマ
C75→45
S55→50

サニーゴ(ガラル)→サニゴーン
B100→50
※下落幅1位

テッポウオ→オクタン
S65→45

ポリゴン2→ポリゴンZ
B90→70
D95→75

オドシシ→アヤシシ
S85→65

マッスグマ→タチフサグマ
S100→95

ケムッソカラサリス
A45→35
D30→25
S20→15
ケムッソマユルド
A45→35
D30→25
S20→15
カラサリスマユルド種族値共通

カラサリスアゲハント
B55→50

タネボーコノハナ
B50→40

キャモメペリッパー
S85→65

(アメタマアメモース)
(S65→60)
※第6世代まで。現在はアメモース80。

ツチニンテッカニン
B90→45
ツチニンヌケニン
H31→1
B90→45
※唯一のH下降。

ナックラービブラーバ
A100→70
フライゴンは100

アノプスアーマルド
S75→45

コモルーボーマンダ
B100→80

ミツハニービークイン
S70→40

クルマユハハコモリ
B90→80

フシデホイーガ
S57→47

ホイーガペンドラー
B99→89
D79→69

チュリネドレディア(ヒスイ)
C70→50
※原種は110

バスラオ→イダイトウ♂♀

S98→78

ダルマッカヒヒダルマ(ダルマモード)
A90→30

イシズマイイワパレス
S55→45

カブルモシュバルゴ
S60→20

シビシラスシビビール
S60→40
シビルドンは50

チョボマキアギルダー
B85→40
D65→60

キリキザン→ドドゲザン
C60→50
S70→50

メラルバウルガモス
A85→60

コフキムシコフーライ
A35→22
S35→29
※5刻みじゃない

コフーライビビヨン
B60→50

ニダンギルギルガルド
B150→140
※第7世代以降。6はギルガルド150。

ニャヒートガオガエン
S90→60
ニャビーは70

ケララッパ→ドデカバシ
S75→60
ツツケラは65

アゴジムシデンヂムシ
S46→36

デンヂムシクワガノン
A82→70
B95→90
※5刻みじゃない

マケンカニケケンカニ
S63→43

ヒドイデドヒドイデ
S45→35

ドロバンコバンバドロ
S45→35

コソクムシグソクムシャ
S80→40

コスモウムソルガレオ
B131→107
D131→89
コスモウムルナアーラ
B131→89
D131→107

ホシガリス→ヨクバリス
S25→20

アオガラス→アーマーガア
S77→67

サッチムシ→レドーム
S45→30

トロッゴン→セキタンザン
S50→30
※タンドンは30

テブリム→ブリムオン
S49→29
※ミブリムは39

ギモー→オーロンゲ
S70→60

ゾウドウ→ダイオウドウ
S40→30

~~~~~~~~~~


ポケモン単位で数えると61匹(アメタマ除く)。ステータス単位だとHP1、攻撃9、防御17、特攻5、特防8、素早さ45の計85箇所となり、素早さがぶっちぎりで多い。やはり下がる理由が一番イメージしやすいためか。

ちなみに、上記のうち追加進化・リージョン進化によるものを数えると

HP0/1パターン
攻撃0/9パターン
防御2/17パターン
特攻5/5パターン
特防2/8パターン
素早さ17/45パターン
計25パターン

個人的には思ったより少ない。特攻ダウン組はすべてヒスイ・パルデア産であり、その戦闘民族っぷりがよく表れている。


また、進化前が虫タイプであるもの(追加進化のストライクを除く)

HP1/1パターン
攻撃7/9パターン
防御10/17パターン
特防4/8パターン
素早さ13/45パターン
計35パターン

虫タイプ含有率は35/84で、予想通り圧倒的。完全変態で蛹を挟む際にASが下がり、最終進化でBが落ちるという典型的なモデルが確立されている。虫ではないがコモルーコスモウムも実質蛹ポケモンとするなら防御ダウン17のうち実に13が蛹。とはいえ、この蛹の法則は常に成り立つわけではなく、マユルドドクケイルは進化することでBが15、レドームシ→イオルブに至っては30も上昇する。
あと進化先を考えればしょうがないことだが、"サナギ"ラスもB上がる組。



ついでに、進化しても種族値が変わらないポケモン

一覧②

~~~~~~~~~~

ニョロモニョロゾ
S90→90

サイドンドサイドン
S40→40

ピンプク→ラッキー
A5→5
B5→5
※5より下があるのはヌケニンのみ

シードラキングドラ
S85→85

マネネバリヤード(ガラル)
D90→90
※原種は120

ストライク→ハッサム
H70→70
C55→55
D80→80
合計500→500
ストライク→バサギリ
H70→70
合計500→500

エレブー→エレキブル
C95→95
D85→85

ブーバー→ブーバーン
A95→95

イーブイリーフィア
D65→65

ポリゴン2→ポリゴンZ
H85→85
A80→80

チョンチーランターン
S67→67

ヒマナッツキマワリ
S30→30

ヤンヤンマメガヤンマ
S95→95

ムウマムウマージ
H60→60
A60→60
B60→60

ハリーセン(ヒスイ)→ハリーマン
S85→85

ウリムーイノムー
S50→50

イノムーマンムー
B80→80
D60→60

サニーゴ(ガラル)→サニゴーン
H60→60
S30→30

バルキーサワムラー
C35→35
バルキーエビワラー
C35→35
バルキーカポエラー
C35→35

キノココキノガッサ
H60→60
D60→60

ツチニンヌケニン
C30→30
D30→30
S40→40

ホエルコ→ホエルオー
S60→60

ドジョッチナマズン
S60→60

ヨマワルサマヨール
S25→25

タツベイコモルー
S50→50

ズガイドスラムパルド
S58→58

タテトプストリデプス
S30→30

ミノムッチミノマダム(草木、砂地、ゴミ)
S36→36

クルミルクルマユ
S42→42

クルマユハハコモリ
D80→80

バスラオ→イダイトウ♂
B65→65
C80→80
バスラオ→イダイトウ♀
B65→65
※♀は100

デスマスデスカーン
S30→30
デスマス(ガラル)→デスバーン
S30→30

ダブランランクルス
C125→125
S30→30

ギギアルギギギアル
C70→70
D85→85

コフキムシコフーライ
C27→27

ニャスパーニャオニクス♂♀
A48→48

ヌメラヌメイル(ヒスイ)
S40→40
※原種は50

フクスロージュナイパー
B75→75
※ヒスイは80

ニャヒートガオガエン
C80→80

ヤングースデカグース
S45→45

アゴジムシデンヂムシ
C55→55

デンヂムシクワガノン
D75→75

ヒドイデドヒドイデ
H50→50

タイプ:ヌル→シルヴァディ
H95→95
A95→95
B95→95
C95→95
D95→95
※最多

コスモッグコスモウム
H43→43
A29→29
C29→29
S37→37

ベベノムアーゴヨン
A73→73

メルタン→メルメタル
S34→34

コジオ→ジオヅム
C35→35

ジオヅム→キョジオーン
S35→35

ズピカ→ハラバリー
S45→45

シガロコ→ベラカス
A50→50

カミッチュ→カミツオロチ
A80→80
B110→110
D80→80

~~~~~~~~~~

 

ポケモンでいうと52匹。ステータスはHP9、攻撃10、防御8、特攻15、特防12、素早さ27の計81。やはり素早さがダントツで、次点で特攻が多いように見えるが、バルキーが一人で3カウント稼いでいるだけで実際は素早さ以外大差ない。追加進化はHP5、攻撃5、防御5、特攻5(カポエラーを追加進化とみるなら6)、特防5、素早さ7。

現実で考えれば、動物は体格が大きいほど強い筋力を発揮できるが、そのぶん体重も増えるためスピードが体格に比例して増大するということはない。察するに、ポケモンの世界でもこれと同じことが起きていると思われる。ポケモンはほとんどが進化することで体格がよく、体重は重くなり、また筋力(A種族値)も上昇する。今回取り上げた「進化したのに素早さが増えないポケモン」たちは、進化時に筋力の向上と体重の増加がうまいバランスで釣り合ったということなのだろう。逆に素早さが落ちるポケモンは、筋力で賄いきれないほど重くなったということであり、事実S下降が激しいものほど体重の増加具合も大きい傾向にある(e.g.ストライク→ハッサムが56kg→118kg、コソクムシグソクムシャが12kg→108kg)(ストライク意外と重くね?)。


おまけ

メガシンカ

~~~~~~~~~~

スピアー
C45→15

ミュウツー(Y)
B90→70

デンリュウ
S45→55

ヘラクロス
S85→75

ヤミラミ
S50→20

バクーダ
S40→20

ガブリアス
S102→92

ユキノオー
S60→30

ディアンシー
B150→110
D150→110

~~~~~~~~~~

度見てもガブリアスが露骨。

 

まとめ

種族値は対戦環境での立ち位置を決定づけるデータであると同時に、ポケモンの生態を表現するためにゲームフリークが用意したフレーバーでもあり、非公開情報ながら種族値を知ることで読み取れる情報は多い。たまにはダメ計のためではなく、キャラ設定を知るために種族値を眺めてみるのも乙なものである。


さいごに
ミスか抜けがあったら教えてください。

 

 

2024/9/2追記:チュリネ→ヒスイドレディアが抜いていたため追記。

サペロンさんご指摘ありがとうございます。

 

ポケモンSVクイズ(2024/8/11)

 


前置き

おそらくSVも完結だろうということで、溜めていたネタを放出する回。ジャンルはなるべく広い範囲をカバーできるように、難易度は深くやりこんでいる人ほど有利になるように設定した。



問題

Q1.英名を「Violet City」という、『スカーレット・バイオレット』には特に関係のないジョウト地方の町はどこでしょう?


Q2.ゲーム内の説明によると「地方名を 冠するに 相応しい 一品」だという、パルデア各所の「バル・キバル」で供されている食事メニューは何でしょう?


Q3.「美術」の授業でくさ・こおりタイプのテラスタルを実演してくれる、ハッサクがゲストとして招いたポケモンは何でしょう?


Q4.ブルベリーグにおいてチャンピオンが降格した際、四天王の1人が押し出しで解任されることを何というでしょう?


Q5.Nintendo Switchに『ソード・シールド』のプレイデータがある場合に、テーブルシティの「スマホ占い」で入手できるスマホカバーは何でしょう?


Q6.その水は一口飲めば永遠の命をもたらすという、「キタカミ六選」の一つに数えられる名所は何でしょう?


Q7.『スカーレット・バイオレット』ではハリテヤマとイダイナキバが新たに習得した、『Pokémon LEGENDS アルセウス』初出のじめん技は何でしょう?


Q8.ネモによれば暴れん坊のデルビルたちが生息しているという、「コサジの小道」と「南1番エリア」に接続する洞窟の名前は何でしょう?


Q9.「学校最強大会」の命名にあたり、「バトルスクールウォーズ」という呼び名を発案したのは誰でしょう?


Q10.ポケットモンスターシリーズで名前に漢字を含む最初の道具となった、テラパゴス捕獲後にブライアから貰える「たいせつなもの」は何でしょう?


Q11.『スカーレット・バイオレット』へ送ると「かぜのり」に上書きされる、旧来のシリーズでダーテングが所持していた特性は何でしょう?


Q12.「食事パワー」の中で唯一、ポケモンのタイプに関係なく効力を発揮するものは何でしょう?


Q13.ハードな見た目と薄すぎる味が原因で流行らなかったらしい、いわタイプのジムにあやかって生まれたニビシティ銘菓は何でしょう?


Q14.歴代で唯一「おじいさん」の肩書きをもつトレーナーで、「番外編 キビキビパニック」によりその名が判明した、スグリ・ゼイユの祖父にあたる人物は誰でしょう?


Q15.ズバリ、「最強のピカチュウ」の出現時のテラスタイプは何でしょう?


Q16.キタカミにはいたずら好きの子供がこのポケモンになったという伝承があり、実際に人間の子供とよく間違われるらしい、『ルビー・サファイア』で初登場した「ようきポケモン」は何でしょう?


Q17.ナッペ山の「雪山すべり」が提供する3コースのうち、ジムテストで挑戦することになるのは「何コース」でしょう?


Q18.キタカミ鬼面衆・ライキリがレントラーに持たせており、「楽園の守護竜 ミライドン」も所持している、フィールドの持続時間を延ばす道具は何でしょう?


Q19.「ラルトスの」「ピンプクの」「ミブリムの」の後ろに付くと、ポケモンのおとしものの名前になる言葉は何でしょう?


Q20.パルデア地方に生息する野生ポケモンのうち、どの個体も一度戦闘に入ると逃げられず、「にげあし」や「ほえる」も無効化し、「ピッピにんぎょう」の使用も許さないという特別仕様があるポケモンは何でしょう?


Q21.サーナイトがヘイラッシャに浴びせるシーンが事前のプロモーション映像で公開されていた、「後編・藍の円盤」で新登場したエスパータイプの技は何でしょう?


Q22.「愛のともっこ募金」に寄付すると、1口当たり1個貰える道具は何でしょう?


Q23.『放課後のブレス』でもアジトに近づくホーマに声をかけていた、原作ではチーム・カーフの見張りとして主人公を阻み、復学後はビワとともにプロレスサークルを創設するスター団員は誰でしょう?


Q24.リーグ部で部員や特別講師から貰えるポケモンのほか、「リコのニャオハ」「Marcoのテツノカイナ」など一部の配布ポケモンも有している、「後編・青の円盤」で新たに登場したリボンは何でしょう?


Q25.スカーレット版・バイオレット版どちらのプレイヤーが選んでも不合格となる、ポケモンリーグの面接テストで「現在通われている学校」を答える際に選択肢として現れる単語は何でしょう?





解答・解説

Q1.英名を「Violet City」という、『スカーレット・バイオレット』には特に関係のないジョウト地方の町はどこでしょう?

A.キキョウシティ
肩透かし問。驚くべきことに「Scarlet City」もあり、うずまきカップの開催地「カクイシティ」がそれに当たる。これはもう金銀再リメイクの伏線と見て間違いない。


Q2.ゲーム内の説明によると「地方名を 冠するに 相応しい 一品」だという、パルデア各所の「バル・キバル」で供されている食事メニューは何でしょう?

A.パエジャ=パルデア
パエジャとはパエリアのこと。本場バレンシア州での呼び名はパエリャ(バレンシア語/カタルーニャ語)であり、スペイン語では地域によってパエヤ、パエジャとも発音する。


Q3.「美術」の授業でくさ・こおりタイプのテラスタルを実演してくれる、ハッサクがゲストとして招いたポケモンは何でしょう?

A.フカマル

キラフカ。


Q4.ブルベリーグにおいてチャンピオンが降格した際、四天王の1人が押し出しで解任されることを何というでしょう?

A.都落ち
タロやアカマツの発言から。アカマツは本来都落ちするところ、スグリが休学したため保留になった。



Q5.Nintendo Switchに『ソード・シールド』のプレイデータがある場合に、テーブルシティの「スマホ占い」で入手できるスマホカバーは何でしょう?

A.ボールガイカバー
他はポケッチとかアルセウスフォンなのにこいつだけ急に色物で面白い。


Q6.その水は一口飲めば永遠の命をもたらすという、「キタカミ六選」の一つに数えられる名所は何でしょう?

A.フジの池
「フジが原」の端にある池。周囲には死者の魂を呼び出すという設定のまいまいオドリドリが生息している。


Q7.『スカーレット・バイオレット』ではハリテヤマとイダイナキバが新たに習得した、『Pokémon LEGENDS アルセウス』初出のじめん技は何でしょう?

A.ぶちかまし
なぜかパンチ技判定だが、その割にはドダイトスが覚えたりと謎の多い技。


Q8.ネモによれば暴れん坊のデルビルたちが生息しているという、「コサジの小道」と「南1番エリア」に接続する洞窟の名前は何でしょう?

A.入り江のほら穴
SV序盤にヘルガーと戦うところ。オープンワールドのせいで地名が覚えにくい今作だが、ストーリーの要所ぐらいは押さえていてほしいという思いから出した。

マップにもふりがな付けといてください


Q9.「学校最強大会」の命名にあたり、「バトルスクールウォーズ」という呼び名を発案したのは誰でしょう?

A.ペパー
やや意外な趣味。クラベルは乗っかった側。


Q10.ポケットモンスターシリーズで名前に漢字を含む最初の道具となった、テラパゴス捕獲後にブライアから貰える「たいせつなもの」は何でしょう?

A.ゼロの秘宝
かなり衝撃的な出来事だと思うのだが、あまり話題になっているところを見ない。


Q11.『スカーレット・バイオレット』へ送ると「かぜのり」に上書きされる、旧来のシリーズでダーテングが所持していた特性は何でしょう?

A.はやおき
タネボーコノハナは早起きのまま。


Q12.「食事パワー」の中で唯一、ポケモンのタイプに関係なく効力を発揮するものは何でしょう?

A.タマゴパワー
遭遇パワー以外分ける意味ないと思う。


Q13.ハードな見た目と薄すぎる味が原因で流行らなかったらしい、いわタイプのジムにあやかって生まれたニビシティ銘菓は何でしょう?

A.ニビあられ
アカデミーでこのエピソードが読めるというだけで、SV内では入手すらできない。味はしょうゆ味とのこと。



Q14.歴代で唯一「おじいさん」の肩書きをもつトレーナーで、「番外編 キビキビパニック」によりその名が判明した、スグリ・ゼイユの祖父にあたる人物は誰でしょう?

A.ユキノシタ
スグリおよびフサスグリ(仏:グロゼイユ)はユキノシタスグリ科に属す。ヒエはイネ目イネ科。


Q15.ズバリ、「最強のピカチュウ」の出現時のテラスタイプは何でしょう?

A.みず
雨波乗りのコンボを使ってくる。最強ポケモンは馬鹿みたいに多いので、律儀に集めている人でないと案外難しいのではなかろうか。


Q16.キタカミにはいたずら好きの子供がこのポケモンになったという伝承があり、実際に人間の子供とよく間違われるらしい、『ルビー・サファイア』で初登場した「ようきポケモン」は何でしょう?

A.ハスブレロ
一説には、河童とは口減らしのため川に捨てられた子供のことであり、『遠野物語』に河童を産んだ女の話があるのはそのためだという。伝承の舞台・岩手県遠野市には「カッパ淵」なる名所も存在し、本物のカッパを釣り上げた者には1000万円の賞金が出るらしい。



Q17.ナッペ山の「雪山すべり」が提供する3コースのうち、ジムテストで挑戦することになるのは「何コース」でしょう?

A.こなゆきコース
「ふぶきコース」と「ぜったいれいどコース」はバッジ獲得後に解禁。


Q18.キタカミ鬼面衆・ライキリがレントラーに持たせており、「楽園の守護竜 ミライドン」も所持している、フィールドの持続時間を延ばす道具は何でしょう?

A.グランドコート
ゼロラボのイベント戦闘は最短でも6ターンを要するので、途中で切れて変な空気になるのを防ぐためと思われる。8ターン目まで無駄行動でやり過ごすと、フィールド切れ直後勝手にテラバーストが選ばれる。


Q19.「ラルトスの」「ピンプクの」「ミブリムの」の後ろに付くと、ポケモンのおとしものの名前になる言葉は何でしょう?

A.おとしもの
答え言ってるシリーズ。プリンターのためラッキー狩りに勤しんだ人は難なく解けるだろう。


Q20.パルデア地方に生息する野生ポケモンのうち、どの個体も一度戦闘に入ると逃げられず、「にげあし」や「ほえる」も無効化し、「ピッピにんぎょう」の使用も許さないという特別仕様があるポケモンは何でしょう?

A.コレクレー
歴代で見てもかなり異例の挙動で、もはや野生エンカウントというよりストーリー上でのイベント戦闘に近い。



Q21.サーナイトがヘイラッシャに浴びせるシーンが事前のプロモーション映像で公開されていた、「後編・藍の円盤」で新登場したエスパータイプの技は何でしょう?

A.サイコノイズ
表示上の状態名は「かいふくふうじ」だが、かいふくふうじ自体はパルデアに存在しない。PV初出技の中では尻尾切りに次いで話題になったと思われる。


Q22.「愛のともっこ募金」に寄付すると、1口当たり1個貰える道具は何でしょう?

A.きれいなハネ
センスを感じる。


Q23.『放課後のブレス』でもアジトに近づくホーマに声をかけていた、原作ではチーム・カーフの見張りとして主人公を阻み、復学後はビワとともにプロレスサークルを創設するスター団員は誰でしょう?

A.タナカ
妙な名前。


Q24.リーグ部で部員や特別講師から貰えるポケモンのほか、「リコのニャオハ」「Marcoのテツノカイナ」など一部の配布ポケモンも有している、「後編・青の円盤」で新たに登場したリボンは何でしょう?

A.パートナーリボン
二つ名が固定でない唯一のリボン。円盤以降に開かれた公式大会の入賞ポケモンには、バトルチャンプリボンとともにもれなく付くようになった。


Q25.スカーレット版・バイオレット版どちらのプレイヤーが選んでも不合格となる、ポケモンリーグの面接テストで「現在通われている学校」を答える際に選択肢として現れる単語は何でしょう?

A.アップルアカデミー
正解した人は入学する所からやり直してください。




感想

方針としては趣味重視というか、自分がSVやってて面白いな・変だなと感じた箇所を中心に出した。別に今までがそうでなかったわけでもないが、これまで以上に出題者の色が出た問題群になっていると思う。キタカミ六選なんかはどれを出すかで軽い性格診断になるかもしれない。

正答率的には意外な問題が多く、最も高いのはなんと23番で93%。3番フカマルや21番サイコノイズより上であり、参加者の偏った知識が垣間見えた気がした。

 

さて今回は本編のみの出題であったわけだが、やはり自分が好きなジャンルで作問するのは楽しい。とはいえそればかりだと独りよがりというか、同じ趣味の人間しか楽しめなくなってしまう懸念がある。今後も少しずつでいいから外伝をプレイし、作問プールに加えてゆくつもりである。

 

 

 

【シングル61仲間大会】2位使用構築

 

↑サムネ用

 

前置き

仲間大会「シングル61~スペシャルな1on1~」に参加した。ルールは禁止級ポケモンを除くシングル61。種族被りなし。タスキ、輝石、テラス禁止。持ち物被りについては記載がないが、スペレ準拠なら禁止だろうと勝手に解釈した。

 

 


戦績は24勝14敗で2/18位。結果については下の方で詳しく。



環境予想

とりあえず当たりそうなポケモンを書き出してみる。正直いねえだろと思う連中もかなり混じっているが、用心に越したことはないということで。



・高速+高火力系

レジエレキ、ドラパルト、テツノツツミ、パオジアン、ファイアロー、マスカーニャゲッコウガ、オオニューラ、エースバーン、トドロクツキ、エテボースチラチーノ、イッカネズミ、ラティオス、ケッキング、イーユイ、オノノクス、ウーラオス、ポリゴンZ、ドリュウズバシャーモ、レジドラゴ


・行動保障+高火力系

ランドロス、セグレイブ、ブリジュラス、カイリューヒードラン、タケルライコ、メタグロス、ラウドボーン、ハッサムバンギラスエンペルトジバコイルニンフィアアシレーヌ、ガチグマ、ドンファン、ドドゲザン、テツノカイナ、カバルドン、ディンルー、ドサイドンクレベース、ヘイラッシャ、ブリザポス


・要塞系

ラティアスクレセリア、ハリーマン、フワライド、シャンデラクレッフィ、ポットデス、ヤバソチャ、アーマーガア、マホイップ、ピクシー、キレイハナベトベトン、オリーヴァ、キョジオーン、ドータクンカビゴンランクルス、ドオー


・嵌め系

エンニュートエルフーン、テツノブジン、サケブシッポ、ゲンガー、タギングル、オーガポン礎、ミミッキュグライオンビビヨンオニゴーリドーブルニョロトノキノガッサラプラスオーロットマリルリヤミラミ


・変則系

ハバタクカミ、キュウコン、クエスパトラ、コノヨザル、サーフゴー、マタドガス、オーロンゲ、トリトドン


この中でも特に、甘える瞑想で幅広い範囲に打ち勝てるハバタクカミ、歴代最速のSから金縛アンコを繰り出せるテツノブジン、頑丈持ちとしては破格の性能を誇るブリジュラス、同じく行動保障持ちでカスタマイズ性の高いカイリュー、高速系統と頑丈勢を軒並みカモれるオオニューラ、定数ダメージにより数値勝負を拒否できるエルフーンミミッキュなどが流行ると予想。

オノノクスとポリゴンZも数は多いとは思うが、正直弱いので来てもどうにでもなる。

 

↑実際の使用率

おそらく9位以下のポケモンはすべてKP2か1

 

 

 

構築経緯

そこはかとないダブル感



61かつ種族制限なしなので全対応はまずもって不可能、どう足掻いても選出択にはなる。ゆえに対応範囲の広い6匹で固めて可能な限りジャンケンを有利にするか、わざと特定のポケモンに弱そうな見た目にして選出誘導を狙うしかない。個人的に選出誘導を考えるのが苦手なことと、ツイートの拡散具合からして再戦が多くなると予想できたことから、どのポケモンにも最低2つ以上の処理ルートを持てるような丸い構築を目指すことにした。

まず有象無象に強いハバタクカミと、そのハバタクカミに強く、インファイト+バレットパンチで頑丈も貫けるハッサムを採用。次に上記2体が得意とする悪タイプを呼ぶことができ、逆に苦手とする要塞系統に圧をかけられるエルフーンを採用。

ここで逆鱗持ちのチョッキランドロスを思い付き、計算した結果それなりに使えそうだったので採用。上記4体だとハッサム・サーフゴーが重く、耐久ポケの処理もまだ甘いとを感じたため、それらを屠れる眼鏡ゲッコウガも採用。

ラス1を決める段になって鉢巻ファイアローに誰も勝てないというふざけた事実が判明し、いるかも定かではないファイアローを対策する必要に迫られたため、アロー以外にも重めなハッサムゲッコウガニョロトノ、ヘイラッシャなどをまとめて見ることができるタケルライコを採用し構築を完成とした。

 

 

個別解説

採用順に解説

 


ハバタクカミ@ブーストエナジー
こだいかっせい
おくびょうH4 B244 C4 D4 S252(131-*-106-156-156-205)
あまえる/めいそう/いたみわけ/ムーンフォース

配分意図
ぶっぱ

一昔前の痛み分けカミ。殴ってくるだけのポケモン全般に強い。痛み分けで頑丈やマルスケを崩すことができ、弱保に引っ掛かるリスクも避けられる。また高速のフェアリー打点が単純に強く、オノノクス、ウーラオスゲッコウガ、テツノブジンを上から潰せるのが非常に偉い。ちなみにオノノクスは一人しか当たらず、あとの3匹は遭遇0だった。

 

 

 



ハッサム@いのちのたま
テクニシャン
いじっぱりH252 A236 D20(177-198-120-*-103-85)
はたきおとす/ダブルウイング/インファイト/バレットパンチ

配分意図
・A
207-121ウーラオスをダブルウイングで81.25%で落とす

・HB
182ウーラオスの鉢巻すいりゅうれんだで瀕死率0.39%

・HD
203サーフゴーの眼鏡シャドーボール+珠ダメ耐え
194ブリジュラスのエレクトロビーム+珠ダメ14/16耐え

カミミミッキュに強い枠。インファ+バレパンで多くの頑丈持ちや低耐久を縛れる。ハバタクカミ共々両ウーラオスに打点を持てるので、ウーラオス入りへの選出択を軽減できるのも評価点。対ガチグマは叩きから入りヨプと弱保をケア、サフゴも叩きバレットで大体飛ばせる。なおウーラオスは前述の通り遭遇0、ガチグマも一人しか使ってなかった。

 

 

 



エルフーン@リリバのみ
いたずらごころ
おくびょうH84 B28 D140 S252(146-*-109-*-113-184)
まもる/みがわり/ちょうはつ/やどりぎのタネ

配分意図
・H
無振りジバコイルからの宿木吸収2回で身代わりダメージを賄える

・HD
205ジバコイルの眼鏡ラスターカノン耐え

ジバコイルに合わせた調整ではあるものの、どちらかというと本来意識しているのはブリジュラス。挑発はミラー含むうざい奴らをまとめて殺せる。選出圧力のつもりで出す気はあまりなかったが、中には5~6匹通ってる構築もあり、そういうときは普通に選出しその凶悪性を存分に発揮してもらった。


 

 

ランドロスとつげきチョッキ
いかく
ようきH212 A36 B4 D4 S252(191-170-111-*-101-157)
げきりん/じならし/じわれ/じしん

配分意図
・HB
199オノノクスげきりん威嚇込み255/256で2耐え

・S
最速ポリゴンZ+1

高数値+S操作+一撃技で色々なポケモンに広く浅く戦える枠。逆鱗はカイリューへの打点で、弱点保険だときついがそれ以外は勝てる。ハバタクカミ対面は地均しから入り、甘える以外はそのまま地震でKO、甘えるならもう一度地均しを打ち、Sを逆転させてから地割れに切り替える。地均しを見れば相手は安心して甘える連打体制に入る可能性が高く、地割れチャンスを3~5回稼げるためそれなりの勝率が担保されている計算。

実際はカイリュー・カミともに被選出0で、もっぱらオーガポンやブリジュラスと戦わされていた。SはスカーフポリZを地均しで抜くためのものだがこちらも選出されず、火力に回しておけば勝てたという試合がいくつかあった。地割れの打率は1/6だったのでままならないものである。



 

ゲッコウガ@こだわりメガネ
へんげんじざい
ひかえめCS252 D4(147-*-87-170-92-174)
れいとうビーム/ヘドロウェーブ/あくのはどう/ハイドロカノン

配分意図
ぶっぱ

各技の主な仮想敵
・冷凍ビーム…カイリューグライオン、ドオー
ヘドロウェーブアシレーヌマリルリニンフィア、ピクシー
・悪の波動…サーフゴー、クレセリア
ハイドロカノンハッサム、ガチグマ、ディンルー

行動保障と引き換えに火力を限界まで高めている。高速系のポケモンには他が厚いため、こいつは対低速特化。臆病にすると上記の多くが乱数になってしまうので控えめ。6匹の中だとピーキーな性能ではあるものの、その分こいつがいないと勝てない試合も多く、いぶし銀の活躍をしてくれた。

9世代で強烈な転落人生を歩まされたポケモンだが、このルールでは変幻自在のデメリットも薄く、かつ自分一人だけテラスタルできるようなものなので、通常ルールと比べるとだいぶ可能性は広いと感じる。

 





タケルライコ@ハバンのみ
こだいかっせい
ひかえめH132 B4 C220 D44 S108(217-*-112-203-115-109)
エレキネット/じんらい/10まんボルト/りゅうせいぐん

配分意図
・HB
204カイリューの鉢巻げきりん15/16耐え
200ウーラオスのあんこくきょうだ+ふいうちで瀕死率2.73%

・HD
195アシレーヌムーンフォース耐え
194ブリジュラスの眼鏡りゅうせいぐん15/16耐え
187ポリゴンZの適応力はかいこうせん15/16耐え
155ゲッコウガの不一致れいとうビーム253/256で2耐え

・C
10まんボルトで207-101マリルリを14/16で落とす
10まんボルト2発で194-112サーフゴーを80.85%で落とす
エレキネット+10まんボルトで207-81ウーラオスを253/256で落とす

・S
エレキネットで最速ウーラオスミミッキュ+1

本構築一の自信作。素の耐久が高すぎてドラゴン以外の技はほとんど耐えるため、ピンポイントアイテムのハバンを持つ余裕がある。これにより対オノノクスは勿論、カイリュー・ブリジュラス相手もエレキネット→流星と動くことで粉砕可能(流星→迅雷はミラーコートが負け筋)。ミミッキュも呪い型であればエレキネット→10万で倒せ、迅雷でゲッコウガやテツノツツミ、イバン滅び組も封殺という多芸さで、最後に入ってきた補完枠のはずがあまりにも刺さる試合が多く選出率トップだった。

考えてみれば通常のシングルバトルにおけるこいつの主な弱みは、技の一貫が取りづらいこと・迅雷が択を生むことの二点であり、交代とテラスがないこのルールではイカ種族値と高威力先制技という長所だけが残るため、強いのもむしろ当然の帰結かもしれない。ファイアローは案の定いなかった。


選出

なんか通ってるやつを適当に出す。再戦はピンポ読みできるならしていた。

選出時勝率
ハバタクカミ 3/4
ハッサム 5/6
ランドロス 4/8
エルフーン 5/5
ゲッコウガ 3/6
タケルライコ 4/9

ライコの名誉のために言っておくと、5度の死因はそれぞれフェイタル即眠り、悪波怯み、流星外し、35%の高乱数、開幕絶対零度なので実質パーティで最も勝率の高いポケモンと言っても過言ではない。エルフーンは勝てる試合しか出てないのでズル。

 

感想

戦績は24勝14敗で2/18位。悪くはない結果だが、構築的には本来もっと勝てたはずなのでいささか不満ではある。序盤1620まで上げたところでやたら運負けがかさみ、100以上溶かしたレートを最後まで回収しきれなかった。あそこでチキっておけば1位だったと思うと悔しい限りである。対戦回数99回なので1620は超えられるという読みが仇となった。

マッチングを振り返ってみると、当初警戒していたカイリューミミッキュ、ウーラオス、オオニューラなどはほぼおらず、ハッサムゲッコウガも自分だけ、ブジンに至っては採用件数0と、事前の環境読みとはだいぶズレていた。とはいえサンプル数が18と少ないので、読みが外れたというより「マッチング次第で何とでも当たる環境だった」という理解の方が正しいだろう。

環境読みは失敗したにせよ、個々のスペックが高いポケモンを揃えていたおかげで、「再戦に備えて処理ルートを複数作る」方針とあわせて柔軟に対応できたのは良かったと思う。構築経緯の項で全対応は不可能と書いたが、1匹で5匹まで見れるケースなら割と多く、基本ジャンケンな61ルールでこれだけ勝てたのは自信になった。

スペレぶりの61ルール、面白かったのでまた公式でもやってほしいですね。

 

 

来週もまた見てね

 

 

 

【ポケミク3on3】8位使用構築

 

↓サムネ用

 

前置き

仲間大会「えむりんカップ ~ミクポケ3on3~」に参加した。ルールはポケミクの18タイプイラストにいるポケモン(※ミライドン除く)しか使えないシングル33。種族・持ち物被りなし。テラスタルあり。

 

 

 

使用可能ポケモンは下記および、その進化前・進化後。
メロエッタ
・ゴリランダー
・ラウドボーン
アシレーヌ
ロトム(全フォルム)
ラプラス
フライゴン
チルタリス
・プリン
コロトック
・ストリンダー
ムウマージ
ジラーチ

 

 

結果は13勝3敗で8/168位。

 

 

※いきなり言い訳じみた入りで恐縮だが、この1613というレートは正確ではない。筆者の戦績は表示上13-3となっているものの、一度だけ待機画面での回線落ちがあり、この回線落ちは勝敗にはカウントされていないにもかかわらず、再開時に確認したところレートがきっちり1試合分下がっていた。
後から見ても勝ち越し数10でこのレートは明らかにおかしく、毎試合レートが120近く下の相手とマッチングしていたことになるが、流石にそんなわけはない(勝ち越し9だとすれば平均レート差は86)。

まあ結果がなんにせよ、構築記事書くのは楽しいので気にせず書くことにした。

 

 

環境考察

最初に強いと思ったのが、トリマジでも猛威を振るったラウドボーン。この手の制限ルールにおいて天然+高耐久+フレソンのゴリ押しはシンプルに脅威。次に種族値が全体的に高く、技も極めて豊富なジラーチ。幻ゆえテンプレが確立されていないこともあり安定した対処が困難で、この2体が環境の中心になると考えた。

それ以外だと炎+電気の範囲がぶっ刺さっているヒートロトム、単純にスペックの高いゴリランダー、行動保障に難があるものの攻撃面はピカイチのストリンダーなどが流行ると予想。メロエッタも悪くはないが、ジラーチに大きく隙を見せるのが懸念点。

ポケモン全体の概観としては、対面よりサイクルが得意な面子が揃っており、タイプの散らばり具合やギミック戦法の乏しさを見ても、かなりサイクルに寄った環境になると思われる。

 

実際の使用率

当たらずとも遠からずという感じ

 

 

構築経緯

初めは毒菱かネットで楽に勝てないかと思ったが、どうも無理そうだということで没。とりあえずジラーチ・ラウドの2匹をいかにして倒すかから考えた。

2体に共通する弱点として、地面・ゴースト・悪が挙げられる。このうち悪は13体中抜群3半減2と最も通りが良いのだが、タチフサグマが出禁であることから一致で扱えるポケモンがおらず、環境全体で悪打点へのガードが下がることが予見できた。逆に言えば考慮外のところから悪の高打点をぶつければ、ラウド・ジラーチ入りを簡単に崩せる可能性がある。

そんなわけで高打点の悪技使いとして、鉢巻悪テラバジラーチを起用。ジラーチである理由は、①ジラーチと同速かつエスパー・鋼耐性を持っており、ジラーチの怯みゲ―に屈しない、②A=Cで物理特殊が読めず、型の誤認を誘いやすい、③霊悪半減で耐性的な噛み合いも良好

の三点。無論相手がテラスを切ればテラバは通らなくなるので、残りの2体にはテラス後のラウド・ジラーチを倒しきる性能が求められる。

さてジラーチを使う上で最大の障害となるのが、フライゴンヒートロトムの2体。特にヒートロトムフライゴンか同族でしか受けられず、フライゴンは数値が低すぎて負荷をかける能力に疑問を感じたため、サイクルを回しながらサイクルを崩していける眼鏡ヒートロトムを二番手に採用。ラストはこの2体だとフライゴンが当然苦しいので、最も対フライゴン性能の高そうなゴリランダーを加え構築を完成とした。

 

タチフサグマの無念を背負う悪テラ統一

 

個別解説

採用順に解説

 

 

ジラーチ@こだわりハチマキ 
テラスタイプ:あく
てんのめぐみ
ようきAS252 D4(175-152-120-*-121-167)
トリック/とんぼがえり/しねんのずつき/テラバースト

配分意図

・A
175-121ジラーチをテラバーストで14/16で落とす

・S
ミラー・フライゴン意識の最速

・HBD
195アシレーヌの激流うたかたのアリア+86激流アクアジェットを255/256耐え

 

構築の軸。意識の低いBDSP産モンボ個体。技は採用理由のテラバースト、受けテラスをいなせてダメージも馬鹿にならない蜻蛉返り、コスパジラーチを崩すトリック、テラスを切らずにロトムを殴れる思念。

不利対面が少ないのでとりあえず初手に投げ、テラバか蜻蛉帰りをぶち込む。同速でも特に気にせず突っ張り。変にケアしても後手に回るリスクの方が大きい。初手ヤンキー悪テラバは割とよく刺さり、Hジラーチにミリ耐えされても相手は大した手を撃てないことが多く、大体はそのままゴリ押していけた。スカーフ蜻蛉が一回も来なかったのもラッキーだった。

途中ほぼ負け確の盤面でアシレーヌを4回ぐらい怯ませる自覚を見せたが、最後の最後で動かれたため犯罪者にならずに済んだ。

 

 

 

 

ヒートロトム@こだわりメガネ
テラスタイプ:あく
ふゆう
ひかえめH204 C252 S52(151-*-127-172-127-113)
あくのはどう/ボルトチェンジ/10まんボルト/オーバーヒート

配分意図

・C
155-101フライゴンあくのはどう2発で255/256で落とす
211-139ラウドボーンを10まんボルトで2発(残飯込)

・S
準速アシレーヌ+1

ヒートロトム。眼鏡+悪の波動によりミラーの打点を確保しつつ、ジラーチ同様一貫性の高い悪打点の押し付けを可能としている。悪波2発ではHロトムを落とせないのだが、裏の圏内に入れられれば十分。場合によってはこいつに悪テラスを切って倒しに行くことも視野。ボルチェンで欠伸の一貫を切る役目も担う。

剣盾シーズン1ぶりにこのポケモンを使ったが、やはり数値が足りないの一言。C特化はライン的に必須でサイクルを考えるとHも削れず、結果ゴリランダーとストリンダーに幾度となく先制された。かといって耐久振らないとゴリラの叩き落とすで半分削れる紙耐久なので本当にどうしようもない。ミライドン使わせてほしい。

 

 

 

ゴリランダー@きあいのタスキ
テラスタイプ:あく
グラスメイカ
いじっぱりH76 A236 B4 D4 S188(185-192-111-*-91-129)
はたきおとす/10まんばりき/グラススライダー/ウッドハンマー

配分意図
・A
155-101フライゴンをグラススライダーで2発
211-121ラウドボーンを10まんばりき2発で90.62%で落とす(残飯+グラスフィールド込)

・S
準速ストリンダー+2

フライゴン。ゴリラで止まるのはフライゴン側も意識していると思うので、龍舞→炎or毒テラスで役割破壊されないよう襷を持たせている。襷持ちではあるがフライゴン入り以外で使う気はあまりなく、その他の相手には積極的にサイクル参加させていく。グラスシードでも同じことができるが、速いストリンダーやCの上がったラウドボーン相手に即死を防げるこちらを選択。テラスはあまり切ることがなさそうなので、アシパワンウェポンジラーチを完封できるかもしれない悪。

結論から言うと襷を持たせたのは失敗で、ジラーチが悪テラを切るとゴリラに対面勝てなくなるため、ゴリラミラーに厚くなれるシードアクロ型の方が絶対に良かった。テラスは悪テラゴリラ相手に苦し紛れで切ったが、これもシードならもっと楽できた。

 

 

選出

基本的にジラから。ヒトムがいる場合はヒトムを合わせに行く。33で裏が丸見えなので、有利対面は積極的に読み行動。逆に自分が不利対面取った時は極力交換せずに通す。

 

 

感想

まず構築の話をすると、"考慮外のところから悪の高打点をぶつければ、ラウド・ジラーチ入りを簡単に崩せる"という読みは完全に正しかった。悪の一貫はアシレぐらいしか切れないため、そこを疲弊させてやればジラーチで全部ぶち抜ける。良くなかったのは悪打点のチョイスで、スカーフゴリランダーの悪テラ叩き落とすなら、ほぼ同じ打点をより高いSから押し付けることができる。実際その通りの動きをされて初手ジラーチが出落ちする試合があった。同じコンセプト同士で一方的にカモれらるこの構築は、欠陥とは言わないにしろ最上位の器ではなかったと認めざるを得ない。まだまだポケモンや技の吟味が甘いと痛感した。

次に対戦の方の感想。これまでやってきた特殊ルールはどれも対面環境か、そもそも3体出さないかのどちらかだったので、タイプで受けつつ一貫を作って崩すという基本に立ち返るような経験は逆に新鮮だった。33は相手の裏が筒抜けであるため、誰で誰を削るかのプランが立てやすいのが性に合っていると感じる。ランクマ戦士の方々は6対6の種族制限なしで同じことをやっていると思うと頭が下がる思いである。

 

 

最後に

ポケミクがテーマの大会なのに、音技0の構築を持ち込んだのは良くなかったかもしれない。この場を借りてお詫びします。

 

 

 

 

ポケモンクイズ(24/2/24)

前置き

 

『みんはや』で出したクイズの記録。

ここ暫く対戦関係の記事が連続しており、たまには本分に立ち返るかということで、テーマなしのポケモンクイズを25問。前回の難易度がお行儀よすぎたため、今回はだいぶ高低差激しい感じになっている。

 

 

問題

Q1.ポケモン図鑑において、スターミー、オムナイトカラナクシトリトドンが共通して餌にしていると書かれているものは何でしょう?



Q2.ジガルデが元々レベルアップで習得できていたものの、『サン・ムーン』では「ジガルデキューブ」経由でしか覚えられなくなり、『ソード・シールド』では習得自体が不可能となった技は何でしょう?



Q3.アニメではその能力を活かしてリコのペンダントを奪う活躍を見せた、サイコパワーで相手の記憶を書き換えることができるエスパータイプポケモンといえば何でしょう?



Q4.「豪腕将軍」「神速忍者」などの四天王を従え王位簒奪を目論む、『みんなのポケモンスクランブル』に登場する悪役キャラクターは誰でしょう?



Q5.『きみと雨上がりを』のアンナもこのポケモンとの交換でゴーストを手に入れている、ハッコウシティのNPCに渡すと代わりにゴーストが貰えるポケモンといえば何でしょう?



Q6.『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』へポケモンを送ることを、ゲーム内では何と呼んでいるでしょう?



Q7.『ハートゴールドソウルシルバー』ではここに足を踏み入れるたび、ソーナンスまたはノコッチが描かれたイラストが表示される、『金・銀』でソーナンスノコッチ唯一の生息地となっていたダンジョンといえばどこでしょう?



Q8.これが上昇するたびにスタミナが最大値と同じだけ回復する、『ポケモンマスターズ EX』において、プレイヤーの熟練度を表す指標となる数字は何でしょう?



Q9.ストーリー上ではマルマインクレセリアと対峙することになる、ツバキが管理している「キング場」の名前はなんでしょう?



Q10.野生のコロボーシペラップが持っているほか、イベント配布の「うたうポッチャマ」なども所持していた道具といえば何でしょう?



Q11.過去には同じ効果の「アイテムボックス」や「ドンのふところ」も登場した、「ポケモンのどうぐ」をつけられる枚数を最大4枚に増やす、「黒炎の支配者」のブロロロームexが持つ特性は何でしょう?



Q12.日当たりが良くキマワリの育成が盛んで、年に一度の「キマワリコンテスト」でも知られる、キキョウシティとヒワダタウンの間に位置するアニメオリジナルの町といえばどこでしょう?



Q13.『Pokémon GO』ではほのおタイプを捕まえた数に応じて同名のメダルが獲得できる、『ルビー・サファイア』で新たに登場した、主にマグマッグドンメルを使うトレーナーの肩書きは何でしょう?



Q14.『ブラック2・ホワイト2』で「古代の城」に出現するウルガモスのレベルは、初回遭遇時に限りいくつになるでしょう?



Q15.ズバリ、「ブルレク」とは何の略でしょう?



Q16.『赤・緑』の「ニビ かがく はくぶつかん」で、来場者から「りゅうじん」扱いされているポケモンといえば何でしょう?

 

 

Q17.「のうむのもり」への道すがらパートナーが拾うことになる、森の中の石像にはめ込むことで辺り一帯の霧を晴らせるアイテムは何でしょう?

 


Q18.「プロジェクトポッチャマ」公式連載漫画『負けず嫌いなポッチャマとがんこな小説家』に登場する、ポッチャマをアシスタントに迎えた「がんこな小説家」の名前は何でしょう?

 


Q19.フランス語では「pourboire」、ドイツ語では「Trinkgeld」、英語では「tip」という、サービスに対して規定外の謝礼を施すカロス地方の風習は何でしょう?

 

 

Q20.『サン・ムーン』ではポワルンケララッパを、『ウルトラサン・ウルトラムーン』ではカクレオンキュワワーを仲間として呼び出すぬしポケモンは何でしょう?



Q21.封入される超タイプ28枚のうち25種をアンノーンが占めており、その他にはハッサムexやルギアexなどが収録されていた、ポケモンカードゲーム期の拡張パックは何でしょう?



Q22.入手時のカラーリングは「ロトム色」であり、「ワットショップ」で手持ちポケモンに合わせた色に変更することもできる、「ロトムじてんしゃ」に乗る際の専用衣服を何というでしょう?



Q23.どくタイプのポケモンの各種グッズに加え、「モモンのみ」を再現したポーチ付きグミもラインナップされている、2024年2月3日からポケモンセンターでの販売を開始した新作グッズシリーズは何でしょう?



Q24.アニメ『ポケットモンスター』第96話「宇宙にとどけ!デンリュウの光!!」はその帰還模様を描いている、かつて「トクサネ宇宙センター」から打ち上げられたという小惑星探査機の名前は何でしょう?



Q25.NPCトレーナーの中で唯一、「プレシャスボール」からポケモンを繰り出すことがある人物は誰でしょう?

 

 

解答・解説

Q1.ポケモン図鑑において、スターミー、オムナイトカラナクシトリトドンが共通して餌にしていると書かれているものは何でしょう?


A.プランクトン
プランクトンとは元来、水中を漂う生物のうち遊泳能力に乏しいもの全般をいい、大きさは特に関係ないらしい(体長20cmを超すようなクラゲもプランクトンとして扱われる)。しかしスターミーの項では「小さな」、トリトドンは「目に 見えない」との記述があるので、一般にプランクトンと聞いて想像するそれと見て問題ないだろう。

 

Q2.ジガルデが元々レベルアップで習得できていたものの、『サン・ムーン』では「ジガルデキューブ」経由でしか覚えられなくなり、『ソード・シールド』では習得自体が不可能となった技は何でしょう?


A.しんそく

元々ジガルデの神速はレベル技だったのだが、7世代ではなぜかキューブを使わないと覚えられないように変更され、キューブが消失した8世代でも覚えないまま放置されている。りゅうのまいも同じ経緯でレベルから没収されているものの、そちらはレコードの存在により事なきを得た。

 

Q3.アニメではその能力を活かしてリコのペンダントを奪う活躍を見せた、サイコパワーで相手の記憶を書き換えることができるエスパータイプポケモンといえば何でしょう?


A.オーベム
易問枠。ゲームで扱いづらい設定な分、アニメで暴れている印象。

 

Q4.「豪腕将軍」「神速忍者」などの四天王を従え王位簒奪を目論む、『みんなのポケモンスクランブル』に登場する悪役キャラクターは誰でしょう?


A.闇の帝王

御大層な名前だが、負けると「腹の調子が悪い」とか言って撤退する愉快な奴。ちなみに四天王は3人しかいない。

↑これは闇夜の帝王

 

 

Q5.『きみと雨上がりを』のアンナもこのポケモンとの交換でゴーストを手に入れている、ハッコウシティのNPCに渡すと代わりにゴーストが貰えるポケモンといえば何でしょう?


A.バチンウニ

『Biri-Biri』のMVにもゲンガーが映っている。「びりびりちくちく」使いなのに無視されたバチンウニが不憫でならない。



Q6.『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』へポケモンを送ることを、ゲーム内では何と呼んでいるでしょう?


A.ひっこし

ポケムーバーは「転送」。随分と口が上手くなった。


Q7.『ハートゴールドソウルシルバー』ではここに足を踏み入れるたび、ソーナンスまたはノコッチが描かれたイラストが表示される、『金・銀』でソーナンスノコッチ唯一の生息地となっていたダンジョンといえばどこでしょう?


A.くらやみのほらあな

HGSSが誇る憎い演出のひとつ。各ダンジョンそれぞれに昼夜に応じた出現ポケモンのイラストが用意されており、本当に芸が細かい。

ウバメのもり夕方

↑夜

 

↑スズのとう昼

↑夜

 

 

Q8.これが上昇するたびにスタミナが最大値と同じだけ回復する、『ポケモンマスターズ EX』において、プレイヤーの熟練度を表す指標となる数字は何でしょう?


A.プレイヤーランク
スタミナ回復専用機構。使い切ったはずのスタミナがいきなり回復してイライラ。

 


Q9.ストーリー上ではマルマインクレセリアと対峙することになる、ツバキが管理している「キング場」の名前はなんでしょう?


A.迎月の戦場
キング場の中でも特に難しいものをチョイス。迎月などという日本語はない。

 

Q10.野生のコロボーシペラップが持っているほか、イベント配布の「うたうポッチャマ」なども所持していた道具といえば何でしょう?


A.